こんにちは、ケアハウス九頭竜です。
先日、東京で全国軽費老人ホーム協議会の
令和6年度の全国職員研修会議が開催されました。
東海北陸ブロックの代表として、当施設の職員も
「ケアハウスでの生産性向上への取り組みについて」というテーマで
発表をさせていただきました。
介護分野における生産性向上とは、業務の見直しを行い
業務の「ムリ・ムダ・ムラ」をなくし職員の人員的・時間的余裕を生み出すことです
生み出した余裕を直接的なケアや、研修時間にあて、働き甲斐を高めることで
限られた資源・人材で一人でも多くの利用者様に
質の高いケアを届けることを目標にしています。
今年度、ケアハウス九頭竜では生産性向上委員会を立ち上げ、
生産性向上に取り組んできました。
福井県は全国で共働き率が長年全国1位ですが、
有業者の仕事時間+家事・育児時間は上記のようになっており、
女性の余暇時間の少なさは全国ワースト2位です。
(ちなみに男女の余暇時間の差は全国で一番大きいワースト1位だそうです)
そのため、女性の就業率が高いのにも関わらず
管理職に占める女性の割合は全国46位になっています。
当施設も、女性の職員が多く在籍しており、その多くが
仕事以外にも、家事・育児・介護をかかえながら勤務しています。
そんな限られた時間の中で、生産性の高い仕事ができるよう
今年度、施設一丸となって行った取り組みを発表させていただきました。
そして、その結果全国8ブロックの中で
最優秀賞✨✨✨をいただきました。
今年度生産性向上の取り組みを行い、まだ取り組みの途中段階ではありますが
生産性が向上し、ご利用者様に関わる時間が増えたこと
また、この取り組みを全国大会で評価して頂けたこと
2024年の「甲辰(きのえたつ)」らしく、
新しいことに挑戦できた年だったと思います。
2024年も残すところあと10日ほどになりました。
本年も皆さまの温かいご支援とご理解に支えられ、
無事に一年を終えることができました。心より感謝申し上げます。
来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。良いお年をお迎えください。