永平寺ハウスと共存する生き物たち🐸🐤

By 福泉会, 2024年7月16日

皆さまこんにちは 永平寺ハウスです!

梅雨の長雨☔も続き、ジメジメと蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

永平寺ハウスはけやき台の高台の上に建っており、すぐ後ろは山という環境です。

その為、日に日に緑の色が濃くなっているのを肌で感じる毎日です。

 

さて、そんな自然豊かな永平寺ハウスに、2種類の生き物が仲間入りをしました。

今回はその生き物の紹介をしようと思います。

まず1つ目。

 

筆者が本館と別館をつなぐ渡り廊下を歩いていると、窓の外から見える裏山の光景に違和感を感じました。

「んーーー?」

よく見てみると、フキの下にこぶし大の大きな袋があります。

気になったので外に出てよく見てみると…    

排水溝の上の斜面に何やら白いものがいくつか見えます

近寄って見てみると…

「白い大きな泡!!」

このように5個ほど、排水溝の上に沿って泡のような塊がありました。

急いで写真に撮り、生き物に詳しい職員に聞いてみると

👨「なんか大きな泡みたいなのがあるんだけどこれって何?」

👧「あーー、これはカエルの卵やで」

👨「カエルの卵😲」

 

早速インターネットで調べてみると…

どうやら【モリアオガエル】の卵のようです。

以下、wikipedia より

モリアオガエルの生活史の特性は、特に産卵生態によって特徴付けられる。カエルは水中に産卵するものがほとんどだが、モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝や草の上、地上などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつける

泡は表面が乾燥して紙のようなシートとなって黄白色の卵塊となり、孵化するまで卵を守る役割を果たす。

約1週間ほど経って卵が孵化する。孵化したオタマジャクシは泡の塊の中で雨を待ち、雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下する。孵化したばかりのオタマジャクシは腹部に卵黄を抱えているため腹が黄色をしているが、やがて卵黄が吸収され、全身が灰褐色となる。オタマジャクシは藻類や動物の死骸などを小さな歯で削りとって食べる。

 

👨「ふむふむ、なるほど」

そして福井に大雨警報が出るほどの大雨の翌日、ふと卵を見てみると

👨「泡が崩れてるーー!」

慌てて排水溝の中を見てみてもオタマジャクシは見えませんでした。

きっと大雨とともに九頭竜川に流れ、立派なモリアオガエルとなるでしょう🐸🐸

 

さてさて、2つ目の生き物の紹介をします。

  こちらは永平寺ハウスの正面玄関になります。

正面玄関の向かって左上に何やら見慣れないものが

ツバメの巣です!

通常ツバメは3月から6月まで巣作りをするそうですが、6月下旬にも巣作りをするこのもあるようです。あるようです

その場合は2度目の巣作りと繁殖のこともあるそう。

この巣の主も二度目かな??

さっそく、気配り上手な事務職の主任と施設長がツバメの保護をするために巣の真下に台を置きました。

👨「ツバメの巣作りの写真をぜひ撮影したい!!」

とカメラを構えてツバメの巣の下で待機をしますが、周囲を飛び回るだけで一向に巣に帰ってきてくれません😿

そこで施設長が筆者を手招きします。

👱「そんな傍に居たんじゃツバメは警戒して帰ってこないよ。望遠レンズを使ってちょっと離れたところから撮影したほうがいいよ」

👨「なるほど!」

早速望遠レンズに変更し、事務所の窓から身を乗り出しその時を待ちます…

👨「きた!!!!!!!!」

   

皆さま、永平寺ハウスにお越しの際はぜひ正面玄関のツバメの巣を見てください😁

もう少しすると、子ツバメも見れるかも?